ドジャース フリーマンとキケが熱い抱擁 チームメートに信頼されるベテラン 7月には「ギョッ」の場面も 前日の一発では大谷翔平も大喜び
「ドジャース9-0ロッキーズ」(10日、ロサンゼルス)
ドジャースが4連勝で優勝マジック「13」を再点灯させた。ゲームセット直後、三塁を守っていたキケ・ヘルナンデス内野手と一塁のフレディ・フリーマン内野手が熱い抱擁。勝利の余韻に浸るファンの感動を誘った。
キケは二回に貴重な追加点となる犠飛を打ち上げ、チームの勝利に貢献。フリーマンは5打数無安打で小休止となったが、チームが苦しい時に打線をけん引してきた。
キケが負傷者リスト入りしていた7月23日のツインズ戦ではフリーマンが逆転サヨナラの左前2点打を放った直後、ベンチからキケが猛ダッシュ。ものすごい勢いで殊勲のフリーマンに抱きつき、喜びを爆発させた。抱きつかれた人格者は思わず「ギョッ」とした様子で後ずさりしたが、優しく抱擁してあげていた。
前日もホームランを放った際には大谷翔平投手がベンチのフェンスをバンバンたたいて大喜び。その後、フリーマンがベンチに戻ってくるとお辞儀をして談笑していた。
チームメートから愛されるフリーマン。勝利の喜びを分かち合ったキケも、この瞬間を待ち望んでいたのかもしれない。





