ドジャース連勝でM29、単独首位再浮上 大谷翔平は2戦ぶり無安打、1四球 シーハン快投7回無失点10Kで5勝目、打線も援護

 「ドジャース7-0レッズ」(25日、ロサンゼルス)

 ドジャースが快勝し、2連勝。同率首位で並んでいたパドレスが敗れたため、ナ・リーグ西地区単独首位に21日以来、4日ぶりに浮上し、優勝へのマジックを「29」に減らした。大谷翔平投手は試合終了の瞬間、手を叩きながらグラウンドに出て、勝利の列に加わった。

 大谷はこの日「1番・指名打者」で出場し、3打数無安打、1四球だった。大谷の無安打は2試合ぶり。投打同時出場した20日のロッキーズ戦で右脚に打球を受け、翌21日に休養欠場した後は4試合中、3試合で無安打。ヒットは前日24日のパドレス戦の九回に放った45号ソロのみ。直近4戦は打率・071(14打数1安打3四球)となった。

 大谷は初回の第1打席は三飛。今季最速102マイル(約166・4キロ)を計測したレッズ先発の右腕、グリーンの160キロ超の速球にてこずった。三回の第2打席は四球を選んだ。五回の第3打席は一ゴロ、七回の第4打席は二ゴロだった。

 ドジャースは先発のシーハンが7回2安打無失点の好投で5勝目(2敗)。今季10度目の登板で自己最長7回、自己最多96球を投げ、毎回の自己最多タイ10三振を奪った。

 野手陣も好守備や打撃で力投の右腕を援護。三回にパヘスの22号ソロで先制すると、五回にもパヘスが2打席連続の23号2ランで加点。六回には相手の守備の乱れに乗じて2点を加え、七回にはベッツが14号ソロを放った。パヘスは八回にも左犠飛で7点目を挙げ、この日は1人で4打点の活躍だった。

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