大谷翔平 1球も振らずに出塁→先制ホーム 3出塁にロバーツ監督称賛 ド軍連勝で単独首位
「ドジャース6-0パドレス」(16日、ロサンゼルス)
ドジャースがパドレスとの首位攻防戦に連勝し、ナ・リーグ西地区単独首位の座を奪回した。攻撃の口火を切ったの大谷だった。初回、1球も振らずに四球で出塁。後続2人も四球で歩いて三進し、T・ヘルナンデスの犠飛で先制のホームを踏んだ。
パ軍先発・シースの制球難に乗じて二回も四球を選び、適時失策で2得点目を記録。チームはこの二回に5点を奪った。さらに大谷は、前日の試合で連続安打試合が12で止まった中、四回に外角低めのボールになるナックルカーブにバットを伸ばして中前打。3打席連続出塁を記録した。
計6得点の打線に加えて、4投手で相手打線を完封して快勝。試合後のロバーツ監督は「いい気分だ。今夜はぐっすり眠れるよ」と上機嫌。大谷の打席を振り返り、「冷静に四球を選んで後ろの打者につなげ、いい流れをつくることができた。翔平は自分の役割を果たしてくれた」と称えた。
4連敗からの連勝で3日ぶりに単独首位に立った。「チームがいい野球をできていることが何よりもうれしい」。試合後の指揮官に笑みは絶えなかった。





