大谷翔平がチームの現状吐露「負けが込むとチームの雰囲気が…」「やりたいことも噛み合わなかったり」4連敗で首位陥落も「大事な試合がある」
「エンゼルス6-5ドジャース」(13日、アナハイム)
ドジャースの大谷翔平投手は「1番・投手」で同時出場するも、チームの連敗を止めることができなかった。投げては五回途中4失点と735日ぶり勝利投手の権利まであと2死で降板。打っては初回に三塁打を放つも、1試合3三振を喫した。
試合後、大谷は「接戦でいいゲームというか、勝ち切れていないんで、プレッシャー、焦りがあるのかなと思います。休みを挟んで大事な試合があるので集中して」と語った。初回にトラウトを見逃し三振に仕留めるなど三者凡退で立ち上がったが、二回にウォードにソロ本塁打を被弾するなど2失点。四回には「一番、いい打者なので一番いいボールを投げないといけない」とトラウトを最速162キロで見逃し三振に切った。
しかし3点リードの五回、1死からネトに左翼線へ2点二塁打を浴びた。「追い込んでから甘くなってしまった」と悔やみ、ここでベンチからロバーツ監督が出て交代を告げた。
当初の目標だった5回を投げきれず、「疲れは感じなかった。いい感覚では投げれたと思うので。2ストライク後の決め球が甘く入った。そこがもったいなかった」と大谷。首位陥落には「負けが込むとチームの雰囲気が…。やりたいことが噛み合わなかったり」と言う。
かつての本拠地で先発登板。「たくさんの思い出があるスタジアムなので、その中で登板できたのは一つ、いい一日だったかなとは思います」と語った。





