ドジャースに暗雲 リリーフ右腕のスチュワートが負傷者リスト入り トレード期限直前に獲得も…ロバーツ監督が発表
「エンゼルス7-6ドジャース」(12日、アナハイム)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合前の会見でブロック・スチュワート投手が右肩炎症のため負傷者リスト入りしたことを発表した。
ツインズに在籍していたスチュワートは期限直前にアウトマンとのトレードでドジャースに加入。3度目の古巣復帰となっていた。昨季も右肩を故障して16登板にとどまった経緯があり、古傷を再発させた可能性もある。
今季は150キロ台半ばの速球とスイーパー、チェンジアップを武器に39登板で2勝1敗、防御率2・38の成績を残した。しかしドジャース移籍後は4試合の登板で防御率4・91と結果を残せていなかった。
チームは現在、イェーツとコーペックの右2枚、さらに左腕・スコットらも負傷者リスト入りしており、ブルペンの駒不足が深刻な状況となっている。
試合でも九回に大谷翔平投手が4戦連発となる43号アーチを放って勝ち越したが、その裏、マウンドを託されたベシアが同点犠飛を許した。なおも2死満塁のピンチは3ボールからの3球連続フォーシームで空振り三振に斬ったが、十回も続投してアデルにサヨナラ打を浴びてしまった。
リリーフの駒不足を如実に示したゲーム内容。チームは3連敗となり、4連勝のパドレスが並んだため、ナ・リーグ西地区単独首位から陥落してしまった。





