ロバーツ監督 大谷翔平の衝撃弾に驚き 新加入選手には珍助言「翔平から目を離してはいけない」

 「オープン戦、ドジャース6-5エンゼルス」(28日、グレンデール)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が「1番・指名打者」でオープン戦初出場。先発したエンゼルスの菊池雄星投手(33)と対戦し、いきなり先頭打者本塁打を放った。

 大谷がみせたいきなりの一発に、左翼ブルペンではチームメートが両手を上げてリアクション。ロバーツ監督は「彼は驚かせることをやめない」と振り返った。

 注目の初打席で菊池からの一発に、「大きな期待が寄せられた試合で初打席で菊池からホームランを打ったのは本当に特別なことだ」と驚きを隠せず。「本当にいい打席だった。速球をしっかり捉えていた。いいスイングだった」とうなずいた。

 第2打席の遊飛も「次の打席では2本目を打ち損じた。あのスイングもすごく良かったと思う」と内容に納得。「僕はコンフォート(新加入選手)に言っていた。翔平が打席に立った時はいつも特別なことが起こるから目を離してはいけないと」と、珍助言を送ったことも明かした。

 大谷は1日(日本時間2日)は欠場し、2日(同3日)の試合に出場するとした。

 同僚のミゲル・ロハスは「もう感動しない」とジョークまじりに語り「彼は世界一の選手。ベーブ・ルースがプレーしていた当時、僕たちは彼のプレーを見る機会はなかった。だからこの機会を楽しもう、僕たちは本当に特別なものを見ているんだとみんなと話したんだ」とうなずいた。

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