ドジャースのスネル、4カ月ぶり復帰登板は5回3失点、無四球8三振 狭い右翼へ不運な2被弾 味方打線の援護なし
「レイズ4-0ドジャース」(1日、タンパ)
ドジャースのブレーク・スネル投手が左肩炎症から復帰。4月2日のブレーブス戦以来、4カ月ぶりとなったマウンドは5回5安打3失点だった。狭い右翼へ2本の本塁打を許したが、86球を投げて無四球、8奪三振の力投だった。
出鼻をくじかれた。初回、先頭のディアスにカウント3-1から内角低め153キロ直球を右翼席へ運ばれた。飛距離99メートルの低空弾。右翼が狭い形状のため、他のメジャー29球場では右飛になる当たりで先制点を与えた。後続から2三振を奪うと、二回も2三振を含む三者凡退に仕留めた。
しかし、三回は先頭ウォールズを中前打を出塁させると、1死からふたたび1番ディアスに右越えへ一発を浴びる。2打席連続となる20号2ラン。カウント1-1から内角高め、153キロ直球を逆後方へ運ばれる。飛距離104メートルはメジャー27球場でホームランにならない当たりだった。
四回は2死から安打と二盗で得点圏に走者を背負ったが、後続をピシャリ。五回2死からディアスに3打席連続安打となる中前打を許したが、無失点に抑えた。
5回3失点の復帰マウンドは打線の援護なし。ドジャースは六回1死一塁から大谷とフリーマンの連続右前打で満塁の絶好機を迎えたが、4番T・ヘルナンデスが痛恨の遊ゴロ併殺打。一瞬にして反撃機を逸した。




