大谷翔平が投打で異変 けいれんで緊急降板&2試合連続無安打 月間打率・204で過去ワーストに近づく ド軍連勝ストップでパドレスが3G差に
「レッズ5-2ドジャース」(30日、シンシナティ)
ドジャースは連勝が2でストップ。ナ・リーグ西地区2位のパドレスに3ゲーム差と迫られた。大谷翔平投手は今季7度目の投打同時出場も、四回途中で「けいれん」のため緊急降板。バットでも5打数無安打に終わった。
ラックスの二塁打、デラクルーズのタイムリーで2試合連続の初回失点となった大谷。二回も2安打を浴びたが、しっかりと後続を打ち取った。三回はきっちりと三者凡退に仕留め、直後にフリーマンの逆転11号2ランでリードを奪った中、抑えたいイニングで異変が発生した。
先頭を内野安打で出塁させると、連続暴投で無死三塁。制球が定まらずストレートの四球でピンチを拡大すると、次打者にカウント2ボールとなったところでロバーツ監督がベンチを出て交代を告げた。
球団は「けいれん」と降板理由を説明。幸いにも大事には至らず、打者として出場を続けた。だが第1打席から凡退を続け、第3打席は見極めたボールがストライクと判定される不運も。第4打席もあっさりと追い込まれ、三邪飛に倒れた。第5打席は捉えた打球もセンターの正面を突いた。
これで月間打率は93打数19安打で・204と低迷。今シーズンでも最悪の数字となり、メジャーで月間30打席以上立った中で、21年8月の・202、18年7月の・203に次ぐワースト3番目の数字だ。
6試合連続本塁打をマークした一方で、打率が低迷してきている大谷。チームも八回にパヘズが左邪飛を落球してしまい、直後に勝ち越し点を許す悪循環。5連勝のパドレスが3ゲーム差へと迫ってきており、痛い黒星となってしまった。





