ダルビッシュ有 今季最短4回途中8失点KO 8失点は3年ぶり 日本人最多日米通算204勝目持ち越し 初回2点援護もらうも二回に痛恨3ラン2本被弾 防御率悪化9・18に

 「カージナルス9-7パドレス」(24日、セントルイス)

 パドレスのダルビッシュ有投手が今季4度目の先発となったが、4回途中8安打8失点で3敗目。8失点は3年ぶり。日本人最多となる日米通算204勝目はならなかった。今季は0勝3敗となった。

 2点の援護ももらって上がった初回は1死一塁から4番コントレラスに適時二塁打を浴びて1失点。二回には2死一塁から9番スコットに四球で一、二塁とすると、1番ドノバンに逆転3ランを被弾した。さらにピンチを背負い、コントレラスにこの回2本目の3ランを浴びた。

 三回も続投となり、2つの三振を奪い、この試合初めて3者凡退で打ち取った。四回もマウンドに上がったが、1死からヘレラに適時打を浴びて降板となった。代わって2番手として松井裕樹がマウンドに上がった。

 ダルビッシュは今季最短3回1/3を69球8安打2四球3奪三振8失点の内容だった。

 ダルビッシュは右肘の炎症で開幕が遅れたが、7日のダイヤモンドバックス戦でメジャー復帰。4回途中2失点で黒星を喫した。その後は13日のフィリーズ戦が5回途中4失点で勝ち負けつかず、20日のナショナルズ戦が5回3失点で2敗目となっていた。

 苦しい投球が続いており、防御率は9・18まで悪化した。

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