ダルビッシュ 上々の今季初登板 「諦めたことも」右肘の炎症から復帰 3回2/3を3安打2失点

 「パドレス3-6ダイヤモンドバックス」(7日、サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手(38)はダイヤモンドバックス戦で先発し、3回2/3を投げ3安打2失点。右肘の炎症から復帰した今季初登板は敗戦投手となった。

 多彩な変化球を駆使し、63球の今季初登板を終えたパドレスのダルビッシュはいつになく感傷的だった。「諦めたことも何回もあった。この数カ月は」。四回途中2失点で交代を告げられると、ベンチに向かう際に地元ファンから盛大な声援を送られた。

 開幕前に右肘の炎症を起こし、チーム公式戦90試合目でやっと戦列復帰した。諦めかけたとは、野球ができなくなるという意味なのか。詳細は語らなかったが「医学的にちょっと難しいんじゃないかというところではあった」と説明した。

 この日の最速約154キロとスライダーの感触には満足している様子だが、今後の課題は「挙げるときりがない」と苦笑い。8月で39歳となる。経験則と豊富な知識をフルに活用し、日米通算203勝のベテランは再びマウンドに戻ってきた。

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