カブス・今永 7回0封7勝目 レッドソックス・吉田に2安打許すも要所は締める
「カブス6-0レッドソックス」(19日、シカゴ)
カブス・今永が直球を軸にスプリット、スイーパーを駆使し、後半戦の好スタートを切った。緩急自在に高めと低めを使い分け、レッドソックスの強力打線を封じて5奪三振。7回無失点の好投で7勝目を挙げ「僕ができることは自分の強みを生かしたボールを投げ続けること。その技術をどんどん磨いていきたい」と表情を引き締めた。
23年WBC優勝の日本代表でチームメートだった吉田との対決では2安打を許した。「全てを見透かされているような、ずっと変わらない吉田正尚だなと感じた」と脱帽したものの、要所を締める投球は圧巻だった。
今季は左太もも裏の負傷で離脱期間がありながら、復帰後も安定感が光る。カウンセル監督が「エースの投球だった」と称賛したことを伝え聞くと「メジャーで成功している選手の話を聞くことが自分のキャリアアップにつながるので、皆の存在のおかげだと思う」と謙虚に締めくくった。




