ドジャース一筋18年 カーショーが通算3000奪三振達成「かけがえのない夜になった」 史上20人目、左腕では4人目の快挙
「ドジャース5-4ホワイトソックス」(2日、ロサンゼルス)
ドジャース一筋18年のクレイトン・カーショー投手(37)が通算3000奪三振を達成。
右打者のカプラから外角スライダーで見逃し三振を奪った瞬間、場内は祝福のスタンディングオベーションに包まれた。史上20人目、左腕ではR・ジョンソン、S・カールトン、C・C・サバシアに続いて4人目の通算3000奪三振。「かけがえのない夜になった」。ベンチ前で帽子を掲げたカーショーはスタンドを見渡し、感慨に浸った。
大記録まで残り3つで迎えた一戦。立ち上がりから大歓声が送られた中、六回2死、今季自己最多の100球目で節目に到達した。
ドジャース一筋18年目。今季は左膝手術などから5月に復帰し、ここまで4勝0敗、防御率3.43と健在ぶりを示している。通算216勝のレジェンド左腕は「みんなが僕のために喜んでくれた。感謝しかない」と喜びをかみしめた。
◆史上20人目の3000奪三振 カーショーがMLB史上20人目となる3000奪三振を達成した。現役ではジャスティン・バーランダー(ジャイアンツ)、マックス・シャーザー(ブルージェイズ)に次いで3人目。左腕ではランディ・ジョンソン(4875奪三振)、スティーブン・カールトン(4136奪三振)、C・C・サバシア(3093奪三振)に続き4人目となる。また、カーショーはドジャースのみでの達成で、ひとつの球団での達成はウォルター・ジョンソン(3509奪三振)、ボブ・ギブソン(3117奪三振)に次いで3人目。なお、MLB最多はノーラン・ライアンの5714奪三振。





