ドジャース マンシーの上昇カーブがすごい!3月は打率0割台→6月は・328、OPSも1点台超 3戦で満塁弾2発

 七回、12号満塁弾を放ち、ベンチで祝福されるマンシー(ロサンゼルス・ドジャース提供)
 7回、満塁本塁打を放ったマンシー(13)とタッチを交わす大谷(左から2人目)=共同
 7回、満塁本塁打を放ったマンシー(13)とタッチを交わす大谷(右)=共同
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 「ロッキーズ1-7ドジャース」(25日、デンバー)

 ドジャースのマックス・マンシー内野手が決勝適時打に12号グランドスラムを含む1試合6打点の大暴れでリーグ50勝一番乗りに貢献した。

 先発した山本に貴重な援護点が生まれたのは六回だった。打席に入るとフィールドに大粒の雨が降り注いだ。試合後のグラウンドインタビューで「バットに当てれば何かが起こる」とヘルメットから雨粒が滴り落ち、ゴーグルに水滴がつく中でもバットに当てた。打ち上げてしまったが、相手の二塁手が雨の影響でボールを見失い、一塁ベース付近にポトリ。ラッキーな2点内野安打で先制した。

 さらに中断後、2点差に迫られた七回には2死満塁から12号グランドスラムを右翼へたたき込んだマンシー。ここ3戦で2発目の満塁弾、13打点の荒稼ぎだ。

 開幕当初は状態が上がらなかったマンシー。だが5月に乱視矯正用のゴーグルを装着すると、みるみる状態が上がって来た。月間打率を見ていくと3月は6試合で打率・095、4月は23試合で打率・222、わずか1本塁打と苦しんだ。

 だが5月に入ってゴーグル装着後、25試合で打率・250、5本塁打と復調の兆しを見せると、6月は22試合で打率・328、6本塁打、22打点。OPSは驚異の1・101となっている。

 ロバーツ監督が我慢して起用を続け、見事に復調を果たしたマンシー。また開幕から低迷してるコンフォルトもここにきて2試合連続アーチを放つなど、復調の兆しを見せつつある。ベッツ、フリーマンの状態が落ち込んできた中、開幕当初に不振だった下位打線がしっかりと機能しているドジャース。リーグ50勝一番乗りを果たし、ナ・リーグ西地区で2位のジャイアンツ&パドレスに5・5ゲーム差をつけた。

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