鈴木誠也 メジャー自己最多タイ21号 「僕は元々、ホームランバッターではない」3安打固め打ちに手応え

 「カージナルス8-7カブス」(24日、セントルイス)

 カブスの鈴木誠也外野手(30)はカージナルス戦で、メジャー自己最多に並ぶ21号3ランを放った。

 一塁ベースを回ると、鈴木は高々と右手を突き上げた。昨季記録した自己最多に並ぶ21号3ラン。67打点として打点部門で再びナ・リーグ1位に並んだ。試合には敗れたが、「今日の打席は全体的に、投手にタイミングが合っていたので良かったのかなと思う」と充実の打撃を振り返った。

 2-2の三回1死一、三塁の好機で迎えた第2打席。最初の打席で投ゴロ併殺打を喫したシンカーを完璧に捉え、低い弾道で左翼へアーチをかけた。「(第1打席で)自分の間合いやタイミングがしっかり計れていたので、次の打席で良い結果につながったと思う」と冷静に分析した。

 前半戦で早くも自己最多タイと本塁打を量産するが「僕は元々、ホームランバッターではない」と気にする様子はない。それよりも3安打固め打ちに「本塁打だけじゃなく、ヒットが出ている時の方が自分の中では状態がいいと思っている」と胸を張った。

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