山本由伸「反省点はありますが前回よりは良かった」七回途中3失点で6敗目
「ドジャース3-5パドレス」(19日、ロサンゼルス)
ドジャース・山本由伸投手が先発し、七回途中7安打3失点で6敗目。リードを許した場面で交代となり、7勝目はお預けとなった。
試合後、「前回に比べていい投球は多かったが、先制点を許したり反省点はたくさんありますが、前回よりは良かった」と振り返った。
17日の試合で警告試合となり、この日も山本降板後に両軍監督が退場処分となるなど大荒れのシリーズだった。山本は内角への意識について「とにかくバッターに向かってひとりひとり集中して投げただけ」と否定したが、3安打を許したボガーツについて「打ったバッターがすごいが、もっとできることがあったのではないかと反省することはあった」とも語った。
二回にボガーツにソロ被弾を許したが、三回まで打たれた安打はこの一本のみ。四回、アラエスの打球が右すね付近に直撃するアクシデントがあったが続投し、このイニングも無失点に抑えた。
五回にボガーツの安打から無死一、三塁とされ、イグレシアスの犠飛で2点目を献上。七回もボガーツ、クロネンワースの連続二塁打で失点した。
山本はここまでチームで唯一、開幕から先発ローテーションを維持。5月8日以降は8登板連続で中5日の調整で先発陣を支えている。
6月は4登板で未勝利。援護に恵まれない試合も多く、この日も六回まで打線が無得点と沈黙している。





