ドジャースがサヨナラで5連勝!スミスが打ち直しのサヨナラ弾!ナ・リーグ勝利数でトップに 大谷翔平は大飛球2発も2カ月半ぶり2戦連続ノーヒット

 「ドジャース4-3パドレス」(18日、ロサンゼルス)

 ドジャースがサヨナラ勝ちを収め5連勝。ナ・リーグ西地区のライバル・パドレスに2カード連続の勝ち越しを決めた。大谷翔平投手は第1打席、第2打席で大飛球を放つもフェンス手前で失速。4打数無安打に終わり、2カ月半ぶりの2試合連続ノーヒットとなった。

 2点リードの九回、五回からマウンドに上がっていたロブレスキーがつかまった。味方のミスも響き無死満塁のピンチを招くと、犠飛とタイムリーで試合を振り出しに戻された。

 その裏、代打のスミスが右中間へサヨナラアーチを放った。タティスが懸命にジャンプするもわずかに及ばず。本拠地は大興奮に包まれた。直前には左翼ポール際へ特大の打球を放っていたが、逆方向へ見事な打ち直しの一撃だ。

 スミスはグラウンドインタビューで「来た球を打つことだけを考えていた」と笑顔。「感触は良かったし、投手陣もしっかり投げていてくれていたから」と振り返った。

 大谷は初回先頭の第1打席、高めの変化球を捉えた打球は左中間へ伸びていったがフェンス手前で失速。飛距離110メートルの一打だったが、三回には再びバックスクリーン方向へ大飛球。今度は飛距離119メートルだったが、フェンス手前で中堅手のグラブに収まった。

 五回、マンシーの三塁打からパヘズの同点犠飛、ラッシングの2点適時打などで試合をひっくり返した第3打席では三ゴロ併殺打。2死満塁の第4打席はフルカウントまで勝負を持ち込むも低めの変化球に空振り三振に倒れた。大谷の2試合連続無安打は4月5、6日以来で今季3度目となった。

 それでも右肘のトミー・ジョン手術から630日ぶりにレギュラーシーズンで先発したシーハンが4回1失点6奪三振の快投。2番手のロブレスキーも奮闘した。

 これでドジャースは5連勝となり、ナ・リーグ西地区首位をガッチリキープ。2位のジャイアンツとは4ゲーム差、パドレスとは6ゲーム差に広げた。勝利数でも再びナ・リーグトップに立つなどチーム状態が上がってきたドジャース。同地区相手の5連勝はさらなる勢いを生みそうだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス