山本由伸 痛恨の満塁被弾 3四球→グランドスラム、グラブを投げつけかけて悔しがる シーズン8被弾目は自己最悪、1試合4四球は自己ワーストタイ
「ドジャース-ジャイアンツ」(13日、ロサンゼルス)
ドジャース・山本由伸投手が今季14度目の先発登板。三回に四球3個で2死満塁のピンチを招き、満塁本塁打を被弾した。打たれた瞬間、本塁打を覚悟したのかグラブを地面に投げつけかけて悔しがった。
山本は打線が1-1の同点に追いついた直後の三回、先頭の李政厚に四球。際どいコースをことごとくボールと判定されて満塁とすると、6番のシュミットに低めのスプリットを完璧にとらえられて左中間席に運ばれた。
山本の満塁被弾は5月9日・ダイヤモンドバックス戦以来で2度目。
山本は初回、2番・アダメズに先制ソロを被弾。今季山本が打たれた本塁打数はこれが7本目となり、昨季の被弾数に並んだが、シュミットの満塁弾でシーズン自己ワーストの8被弾となった。昨季は18試合に登板して7被弾だった。
山本は二回にも四球を与えており、1試合4四球は4月25日・パイレーツ戦以来の自己ワーストタイ。
山本はここまで13登板、6勝4敗、ナ・リーグ3位の防御率2・20&被打率・186。前回登板、7日のカージナルス戦は6回4安打無失点、9三振を奪って好投したが、打線の援護に恵まれなかった。
ドジャースの先発は佐々木、スネル、グラスノー、ゴンソリンの4人がけがで負傷者リスト入り。開幕投手を務め、ただ一人、ローテーションを守り続けている山本への期待は大きい。





