ヤンキースのエース「2球とも失投だった」大谷に許した2発を悔やむ 12登板目で初黒星 今季ワースト6失点

「ドジャース8-5ヤンキース」(30日、ロサンゼルス)

 開幕から無傷の7連勝、両リーグ最高防御率1・29。昨オフに合意した8年2億1700万ドル(約314億円)の大型契約に値する快投を続けていたヤンキースのエース左腕、フリードが大谷の2発に沈んだ。

 初回は初球、内寄り高めの151キロシンカーをセンター左へ、、六回はカウント3-1からストライクを取りにいった、高め149キロ直球を右翼席へ運ばれた。

 ここまで70イニングを投げて許した本塁打はわずか3本。三回の打席で空振り三振を奪う意地を見せたが、ひとりの打者に2被弾を振り返り、「高めに浮かないようにした」と同じ言葉を2度繰り返し、「好打者に2球とも同じ失投だった」と小さな声で言った。

 3点リードの六回に先頭・大谷の一発を含む4者連続安打を浴びて追いつかれ、KOされた。「コントロールの問題。ベースの真ん中に投げてしまったり、狙った場所にいかなかった」。今季自己ワーストの8安打6失点で初黒星。防御率1位の座も明け渡した。「このモチベーションを次の試合に生かさなくていけない」。逆転負けで静まり返るクラブハウスで声を絞り出した。

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