ジャッジが語った大谷のすごさ「毎年変わらない安定感」 初回本塁打競演には絶妙返答で笑わせる「彼は僕のまねをした」

 「ドジャース8-5ヤンキース」(30日、ロサンゼルス)

 ヤンキースは序盤に4本塁打を放ち、五回を終わった時点で3点リード。打線に火を点けたのは主砲のジャッジだった。初回1死からセンターバックスクリーンへ飛距離137メートルの19号先制ソロ。豪快な一発に敵地ドジャースタジアムのスタンドはどよめいた。

 ヤンキースのクラブハウスに通じる通路。敗戦後に日米メディアの取材に応じたジャッジは、自身のホームランの後に大谷がすかさず21号同点弾を放ったことを問われ、敗戦の悔しさを押し隠し、「彼は僕のまねをしたんじゃないかな」と、絶妙な返答で報道陣の笑いを誘った。そして、すぐに真剣な表情で「彼はすごい選手、最高の選手の一人だ。それには理由がある。打席の中、塁上、マウンドの上、彼はやることは特別なんだ」と言った。

 ニューヨークの記者から「翔平の一番すごいところは何ですか?」と問われると、3秒考え込んだ後、「ずっと変わらない安定感がある。彼は毎回、打席に立って、驚くような数字を残し続けている。彼が僕のいるライトへ強烈な打球を飛ばし、マックスの初球の速球を逆方向へ持っていく。それは誰にも予測できない。でも彼のやることは本当にすごい。毎試合、必ず結果を出している。彼はいつも先頭に立って、自分のプレーをしている。何年にもわたる安定感こそが、彼のすごさだと思う」と語った。

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