ドジャースがまさか…スコットが九回3点リードを守れずKO 快勝ムードが大暗転 左腕はベンチでぼう然
「メッツ5-7ドジャース」(23日、ニューヨーク)
ドジャースのタナー・スコット投手が九回3点リードを守れなかった。快勝ムードが大暗転してしまった。
この回からマウンドに上がったスコットは先頭のマルテを安打で出塁させた。続くソトは打ち取ったが、アロンソを四球で歩かせてしまった。マクニールに対してもカウント2ボールとなったところで女房役のスミスがマウンドへ。だがスコットのボールは甘く入り、右翼線へ2点三塁打を浴びた。
なおも1死三塁と危機的状況の中、テイラーに左翼線へ同点タイムリーを浴び、試合を振り出しに戻され降板となった。ベンチでスコットはぼうぜんとした表情を浮かべ、頭を抱えながらうなだれた。
スコットは20日のダイヤモンドバックス戦でも救援失敗。山本の勝ち星を消した。翌21日の同戦では連投を志願してセーブを挙げたが、また不安定な投球を露呈してしまった。
代わったベシアは2死二、三塁と一打サヨナラのピンチを招くも空振り三振に仕留めてピンチ脱出。試合は延長戦に入った。十回はメッツの守護神・ディアスから無死満塁の好機を作りながら、T・ヘルナンデスが凡退し、マンシーは痛恨の遊ゴロ併殺打。まさかの無得点に終わった。
それでもバンダ、ガルシアらリリーフ陣が踏ん張り再三のピンチをしのいだ。延長十三回にテオスカー・ヘルナンデスの適時打で勝ち越し、バンダの犠飛で2点のリードを奪ったドジャース。反撃を許さず3連勝となった。





