ドジャース 自由契約のテイラーに特別なメッセージ「LAのためにしてくれたすべてのことに」日系人の妻と慈善活動に尽力 知るファンも「悲しい時だ」

 ドジャースは18日(日本時間19日)、ベテランのクリス・テイラー外野手を自由契約にしたと発表した。球団は一プレーヤーとしてだけでなく、慈善活動にも尽力した選手として感謝の思いを記した。

 球団が発表した文面では「クリス、ロサンゼルスに2度の優勝をもたらしてくれてありがとう」と記した。さらに「フィールド内外での忘れられない瞬間、そしてロサンゼルスの街のためにしてくれたすべてのことに感謝します」とつづった。

 テイラーは日系人の妻・メアリーさんとともに慈善活動に尽力。非営利団体の「CT3 Foundation」を設立し、オフにはチャリティー水泳大会を開催。夫妻の意思に賛同する選手たちが参加し、ロバーツ監督も冷たい海に飛び込んだこともある。

 球団が作成したこれまでを振り返る惜別動画でも、チャリティーイベントに関わる様子が盛り込まれた。それを知るファンも「CTは私たちのチャンピオン」「これまでありがとう」「LAにとって悲しい時だ」「みんなのために活動してくれてありがとう」とメッセージをつづっていた。

 テイラーは2016年途中にマリナーズからドジャースへ移籍。MLB通算108本塁打とパンチ力を秘めた貴重なユーティリティープレーヤーとして2度のワールドシリーズ制覇に貢献した。契約最終年の今季は20試合の出場で打率・200。昨年から続く打撃不振を改善できなかった。

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