大谷翔平、大勝に「終始、いいオフェンスで素晴らしかった」 今季初2本塁打など6打点 ボブルヘッドデーの活躍は「たまたまだと思います」【一問一答】
「ドジャース19-2アスレチックス」(15日、ロサンゼルス)
「1番・指名打者」で出場した大谷翔平は2打席連続本塁打など2安打6打点の活躍でチームの19点大勝に貢献した。試合後にグラウンドでインタビューを受けた大谷は「終始、いいオフェンスで素晴らしかったと思います。(14号は)あの段階では試合がわからなかった。突き放すのにいいホームランだったな。(15号は)あれも低い弾道でしっかりと伸びるような打球だったのでいいバットの出方だったと思う」と話した。
大谷の1試合複数本塁打は通算20度目で、史上初の「50-50」を達成した昨年9月19日のマーリンズ戦で3本塁打を記録して以来で今季初めて。
大谷は3-2の二回1死一、三塁での第2打席は飛距離104・5メートルの右犠飛でチームに4点目をもたらした。5点リードの三回1死一、二塁の第3打席で2試合連発となる14号左中間3ラン。さらに四回の第4打席でもバックスクリーン左へ2打席連発の15号2ランを放った。
大谷は初回の第1打席は空振り三振。六回1死一塁の第5打席は二ゴロだった。八回の第6打席は空振り三振に倒れた。
この日は昨季、メジャー史上初の「50本塁打-50盗塁」を達成した記念に、盗塁時にスライディングする大谷のボブルヘッド人形が来場者に配布された。
自身のボブルヘッド・デーでは活躍することが多い点について聞かれた大谷は「たまたまだと思いますけど。こうやってお客さんが入ってくれている中で、勝てるというのはやっぱり選手にとってもうれしいことなので。少しでも、ボブルヘッドじゃなくても勝てるように頑張りたいと思います」と話した。
大谷の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-アスレチックス相手に快勝。今の気持ちは。
「終始、いいオフェンスで素晴らしかったなと思います」
-自身はまずは2試合連続のレフト方向への第14号ホームラン。振り返ってどうだったか。
「あの段階ではまだ試合が分からなかったので、突き放すのにいいホームランだったなと思ってます」
-その次の打席では今度はセンター方向に15号ホームランが出た。
「そうですね。低い弾道でしっかりと伸びるような打球だったので、いいバットの出方だったなとは思ってます」
-これで5月は13試合でホームラン8本と量産態勢。どのように感じているか。
「本当に1打席1打席、自分のいい打席を送れればいいんじゃないかなとは思ってるので。それは最初から今日まで変わってないですし、いい打席のクオリティーを少しでも上げながら、終盤にもっともっといい状態に突入できればなと思ってます」
-自身のボブルヘッドデーだった。4月のボブルヘッドの時にはサヨナラホームラン。今回は2本塁打などで6打点と大活躍だったが。
「たまたまだと思いますけど。こうやってお客さんが入ってくれてる中で、やっぱ勝てるっていうのは選手にとってもうれしいことなので。少しでも、いつでも、ボブルヘッドデーじゃなくても勝てるように頑張りたいなと思ってます」





