山本由伸がまさか 同点2ラン許し2試合連続の被弾 マウンドで悔やしさにじむ 四回には先頭四球から勝ち越しの適時打浴びる
「ドジャース-アスレチックス」(14日、ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手が先発マウンドに上がり、2点リードの三回に同点2ランを浴びて試合を振り出しに戻された。四回には勝ち越しの適時打を浴びたが、6回3失点で5勝目の権利を手に降板した。
三回、先頭に三塁線を破られたが、左翼・コンフォルトの好処理もあってシングルで止めた。しかし2死後、ソダーストロムにバックスクリーン左へカーブをたたき込まれた。まさかの同点2ラン。これで2試合連続の被弾となり、マウンドで悔しさをにじませた。
さらに四回は先頭への四球から1死後、アンドゥハーに三塁線を破られる適時二塁打。勝ち越しを許してしまった。五回は9番から始まる打順を10球で三者凡退に。味方の反撃へリズムを生み出した。
するとキム・ヘソンがメジャー1号となる同点ソロ。試合を振り出しに戻し六回のマウンドに上がると、先頭へ四球を与えたが後続をしっかりと打ち取った。直後に代打・ロハスが勝ち越しの適時打を放ち、5勝目の権利を手にしたところで降板となった。
初回は前日に2本塁打を放ったウィルソンを遊ゴロに仕留めた山本。次打者を三振に斬ると、ルッカーも丁寧な投球で空振り三振を奪った。
打線が大谷翔平投手の先頭打者アーチで援護。1点リードで迎えた二回は先頭に安打こそ許したが、後続を連続三振。二盗を許して得点圏に走者を背負ったが、低めのスプリットでブレディを一ゴロに打ち取ってピンチを脱していた。
山本は防御率1位で臨んだ前回のダイヤモンドバックス戦で満塁弾を被弾するなど5失点KOを食らった。そこから中5日でこの日のマウンドに上がっていた。





