菅野智之 メジャー最長7回1/3を3安打1失点の好投!チームトップ4勝目で連敗ストッパー 中盤まで付け入る隙を与えない完璧投球 エンゼルスを翻ろう

 「エンゼルス1-4オリオールズ」(9日、アナハイム)

 オリオールズの菅野智之投手が先発し、メジャー移籍後最長となる7回1/3を3安打1失点と安定したピッチングを見せ、チームトップとなる4勝目を手にした。

 ヘンダーソンのソロで1点を先制して迎えた初回、あっさりと三者凡退で立ち上がった菅野。二回も2三振を奪い3人でスコアボードにゼロを刻んだ。三回に1死からアデルに初安打こそ許すも動じず。しっかりと後続を打ち取り、四回も無失点に抑えた。

 五回は2死からレンヒーフォに中越えの二塁打を許して初めてのピンチを迎えるも、アデルを三ゴロに仕留め、4勝目の権利を手にした。六回もこの試合4度目の三者凡退とエンゼルス打線に付け入る隙を与えず。七回にモンカダの三塁打でピンチを背負い、遊ゴロ間に1点こそ失ったが、最少失点で切り抜けた。

 球数は90球を超えていたが、メジャー移籍後最長となる八回のマウンドに上がった菅野。先頭をしっかり打ち取ったところで降板となった。

 菅野はここまで7試合に先発し、3勝2敗の防御率3・00。前回登板では雨天中断にたたられながらも、6回2失点と力投。だが打線の援護なく2敗目を喫していた。

 これで菅野はチームトップ4勝目。チームの連敗を見事に止めた。

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