大谷翔平、8号勝ち越しソロ 5戦ぶり10度目マルチ 雷雨で開始は異例の3時間遅れ 3戦ぶり126M豪快弾で敵地どよめき 初勝利目指す佐々木を援護

 ブレーブス戦の3回、8号ソロを放つドジャース・大谷(共同)
 ブレーブス戦の3回、8号ソロを放つドジャース・大谷(共同)
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 「ブレーブス-ドジャース」(3日、カンバーランド)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、1-1の三回の打席で3戦ぶり中越え8号勝ち越しソロを放った。飛距離126メートル。敵地ファンをどよめかせた豪快な一発。プレーボール直後の豪快な一発でメジャー初星を目指す佐々木朗希投手を援護し、6連勝中のチームを勢いづけた。

 雷雨の影響で午後7時15分(日本時間午前8時15分)開始予定の試合が、異例の3時間6分遅れでスタート。大谷は初回の打席でカウント2-2と追い込まれながら甘く入った159キロ直球を中前ははじき返した。

 前日の同カードで4打数無安打。2打席連続空振り三振を喫した後の2打席はいずれも時速110マイル(約177キロ)を超える打球だったが、6試合ぶりのノーヒットに終わった。チームは先発・山本由伸が6回1安打無失点の快投などで連勝を6に伸ばし、貯金を今季最多の12まで積み上げた。

 大谷はここまで30試合に出場し、打率・277、7本塁打、10打点、9盗塁、OPS・919。4月29日のマーリンズ戦で8戦38打席ぶりとなる7号先頭打者弾。第1子誕生後初アーチ“パパ1号”だったことに「1点取られた後にすぐに追いつけてよかった。(真美子夫人が)出産してからホームランを打ててなかったので、いい1本になったかなと思います」と安ど。自身の打撃感覚を「バランスよく打席に立てている」と話していた。

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