エンゼルス・菊池雄星の移籍後初勝利は消滅 3番手のデトマーズが連日の炎上 ワシントン監督のギャンブル起用裏目
「エンゼルス-タイガース」(1日、アナハイム)
エンゼルス・先発の菊池雄星投手が5回5安打2失点で勝ち投手の権利を持って降板したが、移籍後初勝利はならなかった。4-2の八回に同点に追いつかれた。
今季7試合目の先発マウンドに臨んだ菊池は打線が1点を先した直後の三回、ソロ本塁打2本を浴び、1-2と勝ち越された。それでも打線が直後にソレアの6号逆転2ラン。四回にもさらに1点の援護を受けると、四、五回は安打を打たれながらも後続を断ち、4-2とリードした状況でマウンドを降りた。
しかし、八回無死一塁で3番手で登板したデトマーズが乱調。四球で一、二塁とすると、イバレスに中前タイムリーを浴び1点差。ここで中堅・アデルの失策も重なり、さらに無死二、三塁とピンチが広がった。
デトマーズは1死後、マッキンストリーに中前タイムリーを浴び、4-4の同点となって菊池の勝ちが消えた。なおも1死二、三塁でディングラーに勝ち越し3ランを被弾。4-7となり、ここでデトマーズがマウンドを降りた。
デトマーズは前日のマリナーズ戦で同点の七回に登板し、1死も取れずに5安打5失点と炎上。その翌日にもかかわらずワシントン監督がマウンドに送ったが、“大ギャンブル”起用が裏目に出た。




