3A藤浪晋太郎、5試合連続失点で防御率12・38 1回3安打1失点 変化球主体の投球

 「レイニアーズ0-2スペースカウボーイズ」(26日、タコマ)

 マリナーズ傘下3Aタコマ・レイニアーズの藤浪晋太郎投手が2番手で0-1の四回から登板し、1回3安打、1四球、1三振、1失点だった。変化球主体の配球で20球のうちストライク11球、ボール9球。直球の最速は154キロだった。5試合連続失点で防御率12・38。

 今季10試合目で最も早い四回からのマウンド。いきなり悪い癖が出た。先頭の4番プライスに対しストレートの四球。きわどいコースをボールと判定される不運もあった。続く左打者にはスプリットを連続見逃しストライクで追い込んだところまでは良かったが、3球目の外角低めスプリットをゴロ打球で中前は運ばれる。自身の足元、二遊間を抜ける紙一重の当たりだった。

 無死一、三塁のピンチを背負うと、6番、右打ちのコロナには初球、内角低めスプリットで遊ゴロ併殺打に仕留める。その間に三塁走者が生還し、失点を記録した。

 2死走者なし。リズムをつかんだかに見えたが、7番打者にはこの日最速の154キロ直球で空振りを奪うなど、カウント2-2と追い込んだが、スプリットが落ち切らずに右前打。8番には高めに浮いたスイーパーを中前へ運ばれて2死一、二塁。ふたたび、得点圏に走者を置いたが、9番をカウント2-2から低めボールになるスプリットで空振り三振を奪い、最少失点で切り抜けた。

 2年ぶりのメジャー復帰を目指す藤浪はここまで10試合、8回を投げて奪三振10、与四死球15。2登板目から4試合連続無失点で一時は防御率を1・80まで良化させたが、12日の試合で5失点を喫すると、22日の試合ではストライクが入らず、3四球、3暴投、3失点で防御率を悪化させた。

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