ドジャース 今季2度目3連敗にナインがイラ立ち隠せず 大谷翔平は4タコ 山本由伸が5回3失点で2敗目 本拠地はタメ息の連続
「ドジャース0-3パイレーツ」(25日、ロサンゼルス)
ドジャースは今季2度目の3連敗を喫した。大谷翔平投手は4打数無安打に終わり、5回3失点(自責点1)の山本由伸投手は2敗目を喫した。
連敗中のチームを象徴するようなゲームだった。5万3655人が詰めかけた本拠地はタメ息の連続。1点を追う三回1死二塁で大谷が投ゴロに倒れると、ベッツも好機を生かせなかった。四回も無死三塁の同点機を行かせず、五回2死二塁で第3打席を迎えた大谷は膝元のボール球を振ってしまい、空振り三振に倒れた。八回無死一塁の第4打席はタイミングが合わずに中飛。3試合ぶりのノーヒットとなった。“父親リスト”から復帰して以降は16打数2安打、6三振、打率・125と調子を落としている。
先発の山本由伸投手は初回先頭への四球から二盗を決められ、バルデスの中前適時打で先制点を失った。以降も3イニング連続で先頭打者へ四球を与えるなどキャリアワーストの4四球。何とか粘っていたが、五回にマンシーの失策からピンチを広げ、タイムリー2本で5回3失点KO。珍しくマウンドで悔しそうな表情を浮かべた。
シカゴでのカブス2連戦で乱打戦の末、連敗して本拠地へ戻ってきたドジャース。悪いムードを象徴するようにT・ヘルナンデスやスミスが凡退に倒れるといら立ちを隠さなかった。
八回無死一塁の場面も大谷が倒れ、ベッツ、フリーマンも淡々と凡退。チームは今季2度目の3連敗を喫したが、昨年はあまり見られなかったシーンが目立つゲームになった。




