ドジャース 10-11大乱戦でサヨナラ負け 大谷翔平は4打数無安打3三振1四球 カブス鈴木は5打数2安打2打点 今永は勝ち負け付かず

 「カブス11-10ドジャース」(22日、シカゴ)

 ドジャースが両軍2桁得点の死闘の末、逆転負け。九回2死から追いつかれ、十回にサヨナラ負けした。大谷翔平投手は4打数無安打3三振1四球で、2戦連続ノーヒットに終わった。

 大谷は今永に対し、初回の第1打席は三ゴロ失策で出塁。エドマンの3ランで先制のホームを踏んだ。第2打席は空振り三振。1点を追う五回の第3打席も変化球攻めで空振り三振に倒れた。

 今永交代後の七回の第4打席はフルカウントから四球を選び、好機を演出。一挙5点のビッグイニングで逆転した。八回1死の第5打席も空振り三振を喫した。

 妻、真美子さんの出産に立ち会うため、「父親リスト」入り。18日と19日のレンジャーズ戦を欠場し、20日のレンジャーズ戦から復帰した。復帰戦は4打席に立ち、3打数無安打1四球に終わっていた。

 試合はドジャース1点リードの九回2死、カブス・アマヤが起死回生の同点ソロ。10-10のまま、延長戦にもつれ込んだ。無死二塁からのタイブレークで十回、ドジャースは無得点。その裏、カブスはハップが初球を右前に運び、決勝点を奪った。

 カブスは先発今永が六回途中6安打5失点で勝ち負けつかず。鈴木誠也は初回に2点二塁打を放つなど、5打数2安打2打点だった。

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