カブス・今永 6回途中5失点も大谷は徹底的に封じる 変化球攻めで2三振奪う 3勝目の権利は消滅

 「カブス-ドジャース」(22日、シカゴ)

 カブス・今永昇太投手が先発し、六回途中6安打5失点(自責2)3被弾。3勝目の権利を手に交代したが、リリーフが打たれて消滅した。それでも徹底した大谷封じは成功し、3打数無安打に抑えた。

 本拠地で3勝目を目指したマウンドで初回、先頭大谷の三ゴロが失策となり、テオスカー・ヘルナンデスに安打を許して2死一、二塁。ここでエドマンに2球目の直球を捉えられ、中越えに8号3ランを打たれた。

 味方が逆転した直後の二回にもパヘスにソロを浴び、1点差に迫られた。それでも、大谷は封じた。二回2死から5球連続の変化球攻めで空振り三振。五回無死、先頭で迎えた打席も4球連続の変化球で空振り三振に仕留めた。

 第1打席では2球連続で直球を投げていたが、一転した配球で大谷に的を絞らせず。対大谷は10打数無安打となった。

 3点リードの六回にはスミスにソロを浴び、この試合3被弾。2点差に迫られた。六回2死、球数が101球となったところで交代となった。

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