山本由伸に「おそるべしですね」NHK解説の元メジャーリーガーもうなる 防御率0・93 最高峰の舞台でも「山本無双」

 「レンジャーズ0-3ドジャース」(18日、アーリントン)

 ドジャースの山本由伸投手が7回5安打無失点、10奪三振の快投で3勝目。防御率も0・93となり、NHKBSで解説を務めた元メジャーリーガーの長谷川滋利氏も「おそるべしですね」とうなった。

 安定感はゆるがなかった。立ち上がりからキレのあるストレートを軸に、強打者が並ぶレンジャーズ打線を封じた山本。これで18回連続無失点となり、防御率は0・93と0点台へ突入。ラストイニングとなった七回1死一塁の場面では三振併殺に仕留め、鮮やかに今季最長イニングを投げきった。

 この投球に「まだまだ成長している。おそるべしですね」とうなった長谷川氏。三振併殺には「最高の形になりましたね。代わったら点を取られそうな流れだったので」と評す。今季は右打者の内角低めにシュート気味に落とす変化球、さらに外角高めのカットボールなど昨年にはなかった球種。両サイドをいっぱいに使うなど、投球の幅を広げている。

 メジャー2年目で無双状態となっている右腕。オリックス時代に「山本無双」の言葉がファンの間で流行したが、メジャーリーガーにも付け入る隙を与えない内容だった。チームは4連勝。強打のレンジャーズ打線を完封リレーで封じ込んだ。

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