「ドジャース５－３ロッキーズ」（１４日、ロサンゼルス）

　ドジャース・大谷翔平投手が「１番・指名打者」で出場し、三回に中越えに５号ソロを放つなど、チームの連敗ストップに貢献した。

　試合後にＮＨＫのテレビ中継のインタビューに応じ、本塁打について「そこまでの打席もいい当たりは多少合った。帳面に行ったり、風で戻されたのもきょうは何本かあったが。いい打席を続けていれば、良い結果が残っていくんじゃないかとは思う。自然体でまずしっかり自分のやることをやりたい」と振り返った。、手応えについては「正直もっと飛んでるかなとは思ってんですけど、きょうはちょっと風がよくなかったかなと思う」と話した。

　前日に５打数無安打だった大谷はこの日、初回に低め変化球を右手１本で右前に運ぶ技あり打。続くベッツの４号左越え２ランで先制のホームを踏んだ。

　２－０の三回は先頭で豪快な中越えソロ。打った瞬間の確信歩きからのＣＭポーズで５万２６９３人が駆けつけた本拠地ファンを熱狂させた。

　四回２死一、三塁の第３打席は、右中間フェンス手前まで運ぶもう少しで柵越えの推定飛距離１１４メートルの右飛。六回１死走者なしでの第４打席は二塁内野安打で今季３度目の１試合３安打とした。

　打線も今季１８試合目で初の２桁安打となる１０安打を放ち、チームの連敗は２で止まった。

　今季３度目登板の先発・メイは６回３安打１失点の好投で今季初勝利。故障や病気を克服し、２０２３年５月６日のパドレス戦以来、７０９日ぶりの白星を挙げた。