大谷翔平が暗黙の了解を破った? 6点リードの六回に二盗 報復死球を心配する声 ロバーツ監督は「いいタイミング」と評価
「ドジャース6-1ブレーブス」(31日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が6点リードの六回1死から、この日2つ目となる四球で出塁すると、次打者・ベッツの時に今季2盗塁目となる2試合連続盗塁を決めた。だが日本ではこの時、大谷の次打席を心配する声があふれていた。
というのも、メジャーでは大量得点差でリードしているチームが盗塁やセーフティーバントしたり、カウント3-0から強打することは暗黙の了解で不文律になっているとされており、この時点でブレーブスの攻撃は残り3イニングで、ビハインドは6点という状況にあったからだ。
SNSでは「大谷さん左手をつかない盗塁は見事だったけど、この状況で盗塁していいのかな?」「6点リードの盗塁はどうなんだろ」「次の打席が心配。報復死球とかにならなきゃいいけど」「今でも暗黙の了解って存在してるのかな?」「次の打席気をつけて」といったコメントが集まった。
大谷は八回1死で第5打席が巡ってきたが、相手投手はエンゼルス時代の同僚・イグレシアスで、初球から内角を厳しく攻めるような投球はなく、フルカウントからこの日3つ目の三振に倒れた。2試合連続無安打にはなったが、ネット上には「ぶつけられるかと心配してたから何事もなくて良かった」「とりあえず一安心」「イグレシアスっていうのがポイントだったのかな」「開幕4連敗してるチームだからそれどころではなかったのかも」「明日も一応警戒してほしい」といった反応が集まっていた。
ロバーツ監督は試合後、大谷の盗塁について「いいタイミングの盗塁だった」と評価した。





