今永昇太 OP戦最終登板、課題残す2被弾 VS大谷「立ち向かっていく姿見て」

 「オープン戦、ガーディアンズ4-7カブス」(10日、グッドイヤー)

 カブス・今永は日本開幕戦前のオープン戦最終登板で、ソロと3ランの2本塁打を喫し、4回1/34失点と課題を残した。勝負どころで制球が甘くなり「体もちょっと重く感じたし、全然良くなかった」と表情も晴れなかった。

 昨季のア・リーグ中地区王者ガーディアンズを相手に、一回は三者凡退で退けた。だが二回に2本塁打を含む4安打を集められ、一度は降板。「本塁打は両方とも、球種の選択も投げるコースも間違えた」と語った。

 三回に再びマウンドに上がると、3三振を含む8者連続アウトを取って立ち直り「最低ラインの責任を今はできているかなという感じですね」と胸をなで下ろした。

 次回登板は日本での開幕戦となる。「母国とはいえ、自分としては仕事をしに行く感覚」と表現。ドジャース大谷との対戦に「ひるむ気持ちもあるかもしれないけど、立ち向かっていく姿を見てもらえたらうれしい」と意気込んだ。

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