阪神 才木が4回5K無失点の快投!オープン戦最多の観衆を沸かせる 次回は16日・ドジャース戦先発でVS大谷翔平にリベンジへ

 「オープン戦、阪神-巨人」(9日、甲子園球場)

 阪神・才木は若手主体の巨人打線を寄せ付けなかった。最速152キロを計測した速球で圧倒。四回から3番手で登板し、今季最長の4回を1安打5奪三振無失点と上々の仕上がりを見せた。

 1-8の四回は先頭・中山を一直に打ち取ると、続く代打・岡本はフォークで空振り三振に斬るなど3人で料理した。

 五回は2死からオコエに中前打を許したが、新助っ人・キャベッジを147キロで左飛に打ち取った。六回はヘルナンデス、大城卓から連続三振、七回も岡本、泉口から連続三振を奪い、超満員のスタンドを沸かせた。

 すでにホーム開幕戦の4月1日・DeNA戦(京セラ)の先発が決まっている。今春の対外試合登板は、2月23日の中日とのオープン戦(北谷)が2回4安打4失点。前回2日の教育リーグ・広島戦(SGL)は3回1安打無失点。次回は16日・ドジャーズ戦(東京ド)に先発する見込みだ。才木は23年3月の侍ジャパン強化試合で大谷に片膝をつきながらフォークをスタンドに運ばれた苦い記憶もあるだけに、対戦を熱望していた。

 この日はチケットが前売り完売。甲子園に4万1839人を集め、実数発表となった2005年以降のオープン戦では歴代最多を更新した。

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