パドレス・ダルビッシュ 最速154キロに満足 フォーム見直し打者8人から3奪三振

 「パドレス春季キャンプ」(24日、ピオリア)

 昨季日米通算200勝を達成したパドレス・ダルビッシュ有投手(38)が24日(日本時間25日)、アリゾナ州ピオリアでのキャンプで変則ルールの試合形式に投げ、打者8人から3三振を奪った。2安打を浴びたが、最速96マイル(約154キロ)を計時。「球も走っていたし、コントロールも良かった。変化球もいい感じ」と満足感を漂わせた。

 19日の実戦形式に登板後、投球フォームを「見直して変えた」という。その効果で真っすぐが3、4キロ速くなり「体の状態が普通ならそれくらい出るかなと思っていたが、ちゃんと球速が出ていてほっとする」と軌道修正が正しかったことも確認できた。

 この日はカーブを多投。左足を上げたままで止めたり、クイック気味に投げたりするなど緩急をつけることも試せた。「カーブは去年9月の最後から(良い)感覚が出ていた。今日はそれも試せたので良かった」と話した。キャンプ入り前に少し体調を崩したそうで、そこで減った体重も普段通りに戻ってきたようだ。「最近は筋肉の状態も良い」と前向きな言葉が続いた。

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