ダルビッシュ キャンプ初実戦形式 ストライク機械判定も体験 中断でリズム影響は?「全然楽。もう年なんで」
「パドレス春季キャンプ」(19日、ピオリア)
パドレスのダルビッシュ有投手(38)はキャンプ初の実戦形式登板を「楽しかった」とさわやかに振り返った。
マウンドの状態が荒れ気味だったこともあり、やや球がばらついたが、最速94マイル(約151キロ)と初期段階での出力はまずまず。打者9人に31球で安打性の当たりを1本に抑え、2奪三振1四球だった。「変化球とかも最初にしてはちゃんと投げられた。スプリットも安定していた」と納得の表情だった。
今春のオープン戦で部分的に導入されるストライク、ボールの機械判定のテストも体験した。31球中、機械による再確認を打者、捕手それぞれが一度ずつ要求。「2005年から(プロで)やっている選手でこのテクノロジーに触れられるのはそんなに多くない。自分にとっては大きなこと。良い経験」と新しもの好きらしいコメント。再判定の中断でリズムに影響が出ないか、との問いにも「1秒でも時間をもらえる方が全然楽。僕はもう年なんで」と報道陣を笑わせた。





