山本由伸、オープン戦開幕2回途中3安打無失点 最速156キロ 笑顔で降板 カットボール冴える 大谷翔平は出場せず

 「オープン戦、ドジャース-カブス」(20日、グレンデール)

 3月18日の東京ドーム開幕戦に先発することが決まっているドジャースの山本由伸投手がこの日、開幕したオープン戦に先発し、1回2/3を投げて3安打無失点、1奪三振だった。27球を投げてストライク19球、ボール8球。最速は157キロだった。ドジャースの大谷翔平投手、カブスの鈴木誠也外野手は出場しなかった。

 昨年10月26日のワールドシリーズ第2戦以来となる実戦マウンド。山本は先頭ブルハンをカウント1-2から146キロスプリットで空振り三振を奪い、好スタートを切ったが、次打者ブッシュに甘く入ったカーブを左前へ運ばれる。

 3番バテステロスにはカウント2-1から148キロカットボールで二飛。4番アルカンタラには外角高め154キロ直球を右前へ痛打され、2死一、三塁にされたが、最後はメジャー6年のロペスを151キロカットボールで空振り三振を奪い、ピンチを脱した。

 二回は2死から8番ワークマンにカウント2-1から投じた内角154キロ直球を左前へはじき返されたところでお役御免。甘いコースを痛打されたが、今キャンプで取り組んでいるカットボールで要所を締める投球を披露し、笑顔でマウンドを降りた。

 メジャー1年目だった昨季の山本は18試合に先発して7勝2敗、防御率3・00。夏場に右肩を痛めて約3カ月の離脱を強いられたが、ポストシーズンは4先発2勝無敗をマークし、ワールドシリーズ第2戦でも勝ち星を手にしてチームの4年ぶりワールドチャンピオンに貢献した。

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