大谷翔平 休養日の設定「受け入れて休むことに徹したい」二刀流復活のシーズンへ考え明かす「出れる試合は出たいけど」

 「ドジャース春季キャンプ」(12日、グレンデール)

 ドジャースの大谷翔平選手が練習後、報道陣の取材に応じ今季は休養を受け入れる考えを明かした。

 二刀流復活となるシーズン。大谷は投手復帰の見通しについて「復帰は開幕してからちょっとして。その時、ローテーションが健康に回っているかどうかは見えないので」と語った上で、「今まで通り出れる試合は出たいと思いますけど、休養をとってほしいというときはそれを受け入れて、休むことに徹したいなと思います」と明かした。

 野手専念となった昨季はDHで159試合に出場し、前人未到の50本塁打-50盗塁を達成。一方で二刀流復活を果たすことで、不安視されるのがコンディション。長距離の移動、連戦と過酷なシーズンの中でどう二刀流を成立させていくか。怪我なくシーズンを全うするためにも、休養は必要と言える。

 大谷は「長い目を見て休養することは大事だし、目の前の1試合に対して結果を求めていく」と改めて自身の考えを語った。その上で「いろんな方法で怪我を防げることはあるんですけど、割り切っていかないと自分の力は出せない」とも明かした。試合に出続ける一方、休むことも長いシーズンでは必ず必要になる。どう折り合いをつけていくかがポイントになりそうだ。

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