イチロー氏 佐々木朗希が「すごく楽しみ」 「僕が高校野球を熱心に見だしたのは佐々木選手くらいから」高校野球指導の原点

 マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)が7日、都内で行われた「セブン-イレブン・ジャパン×MLBパートナーシップ契約記者発表会」にスペシャルゲストとして登場。3月18、19日に東京ドームで開催されるドジャースとカブスの開幕シリーズを展望する中、ロッテからポスティングシステムでドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手(23)への期待を口にした。

 メジャー20球団が獲得に動く争奪戦となった佐々木に、アジア人初の米国殿堂入りの偉業を達成したレジェンドも熱視線を送っていた。「実は僕が高校野球を熱心に見だしたのは佐々木選手くらいから。勝手な思い入れもあってすごく楽しみ」。イチロー氏は引退後、高校野球の指導などで活動の幅を広げているが、その原点は佐々木だったという。

 ドジャースでメジャー昇格を目指す佐々木は、日本での開幕シリーズがデビュー戦となる可能性がある。自身は01年にマリナーズの本拠地でデビュー。「アメリカでプレーする前に、まず日本でプレーするという。また特殊なケースだと思うので、そこも注目しています」と語った。

 東京ドームで開幕シリーズを戦う両チームには佐々木に加え、ドジャースには大谷、山本由伸、カブスには鈴木、今永と計5人の日本選手が所属。「それぞれ(僕と)何かストーリーがある」と、先輩メジャーリーガーとして気にかけてきた。

 特に、大谷には悩んでいたメジャー1年目に「自分らしさを忘れないように」と“金言”を送ったという。二刀流を磨き、いまや世界的スーパースターに。それでも「ずいぶん昔の話ですよね。別に何をしたというわけでも全然ないです」と謙遜。「ワールドチャンピオンであるドジャースを間近で見られる貴重な機会」と、後輩たちのプレーに期待を寄せた。

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