佐々木主浩氏 イチロー氏に「頼むから早く落下点に」注文付けた過去「ヒヤヒヤする」も「その方がカッコいいでしょ」共演者が爆笑

イチロー(左)から花束を受け取り、笑顔を見せる佐々木氏=2014年12月
ブルージェイズ戦の始球式で、捕手を務めるイチロー(左)にボールを投げる元マリナーズの佐々木氏=2006年7月(共同)
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 横浜、MLBマリナーズでストッパーとして活躍した佐々木主浩氏が26日、TBS「サンデーモーニング」に出演。日米で殿堂入りを果たしたイチロー氏に「あっぱれ」を与えたが、同僚時代にプレーに対して注文をつけていたことを明かし、スタジオは爆笑に包まれた。

 マリナーズ時代に3年間、イチロー氏とチームメートだった佐々木氏。「変わらないルーティンはすごい」と振り返り、「あっぱれ」を与えた。一方で「ライトの守備で安心なんですけど、僕が投げている時にジャスト(のタイミング)で捕ろうとする。普通だったら早く落下点に行って構えたら大丈夫なんですけど、カッコつけるから。ジャンプしたりして捕るんですよ」と苦笑いを浮かべながら明かした。

 リードした最終回のマウンドが仕事場のストッパーにとって、その重圧は想像を絶する。集中した状況で野手の動きに目を配り、不安にさせる動きがあるとメンタルに影響を及ぼす。

 一つのアウトを奪うことが難しいと言われるポジションだけに「それで一回、言ったんですよ。頼むから早く落下点に行ってくれ。ヒヤヒヤするから」と佐々木氏が伝えると、イチロー氏からは「その方がカッコいいでしょ」という返答があったという。「グラウンドでイチローを演じている感じ」と懐かしそうに回顧した。

 打撃スタイルについても「本当にバッティング練習見てるとスタンドにポンポン入れるんですよ。きれいな回転で。ホームランだけ狙えば打てるんじゃないの?と聞いたら、『僕の仕事はヒットを打つこと、塁に出ること』。それを徹底した選手。それがすごいなと思った」と語っていた。

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