イチロー氏の米殿堂入り 得票率99・7%は歴代2位タイ ジーター氏と並んで一票足りずも「大変光栄なことだと思ってます」
米国野球殿堂は21日(日本時間22日)、2025年の殿堂入り選手を発表し、メジャー最多年間262安打の大リーグ記録を打ち立て、通算3089安打などの記録を残したイチロー氏(51)=本名・鈴木一朗=が選出された。
全米野球記者協会は投票数を発表し、得票率99・7%は歴代2位タイ。史上2人目の満票にはわずか1票、足りなかった。それでも日本のファンは「99・7%ってすごっ」「満票まではあと一票だったのか」「イチロー満票じゃねえのかああああああ」「イチロー満票殿堂入り逃す。満票殿堂入りは大谷翔平に託される」といった反応を見せた。
99・7%の投票率は2020年にヤンキースのジーター氏以来となる歴代2位タイ。この時も満票まではわずか一票、足りなかった。イチロー氏はMLBネットワークの番組にリモート出演し「大変光栄なことだと思っています」と語った。
「まず2001年に挑戦が始まったわけですけど、きょう殿堂入りの発表にいることは想像できなかった。MLBでもプレーできるのかという議論もあった。日本のプレーヤーとして初めてのことで、とても光栄なことだと思っています」とイチロー氏。「当時のポスティングシステムのルールは一番、ビットの高いチームがその権利を得る。その1チームしか交渉できない。それがマリナーズだった」と思いを明かしていた。




