フィリーズと契約合意の青柳晃洋「お金以上のもの、経験をほしかった」【一問一答】
阪神からポスティングシステムを利用し、米大リーグ移籍を目指していた青柳晃洋投手(31)が18日(現地時間17日)、フィリーズとマイナー契約を結んだ。18日午前7時(米東部時間午後5時)の交渉期限ぎりぎりでの決着だった。メジャーキャンプには招待選手として参加。自主トレ中の静岡県沼津市で取材に応じ、メジャーを目指して「下からはい上がる」と力強く宣言した。
以下、青柳晃洋との一問一答。
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-阪神の選手も気にしていた。
「同期の(坂本)誠志郎がちょこちょこLINEをくれて、『どうなん?決まった?』と気にしてはくれてたので。決まったと発表ができて良かったです」
-決まった瞬間の気持ちは。
「自分が向こう(米国)に行かない限りチャンスはないと思うので。感謝だったり、もちろん不安もあったので、そういうところに安堵(あんど)の気持ちがあったのかなと思います」
-新人の気持ちに戻れるのはワクワクする。
「もちろん厳しい環境になるとは思うけど自分が選んだことだし、違う野球に触れてみたいという好奇心だったり、夢だったり。一歩入ったら、楽しみの方が多いです」
-フィリーズでは初の日本人投手。
「何ごとも一番はいいので。日本人がいるチームではないので、しっかりと自分の挑戦を楽しむというか。日本人として活躍することを楽しみにしたい」
-対戦したい打者は。
「特にはないですね。まずは自分との戦いになると思うので。自分がそのマウンドに上がれるように、結果を出せるように、となってくる」
-給料は下がる。
「そうなるリスクが分かっていて挑戦を表明したので、家族とも話し合ってますし。お金以上のもの、経験をほしかった」





