ソト争奪戦でドジャースは劣勢?MLB公式サイトで記者が移籍先を議論 ウインターミーティング終了までに決着か
大リーグ公式サイトは4日、「ソトのお気に入りが浮上し、うわさが飛び交っている。議論しよう」として、ヤンキースからFAとなったフアン・ソト外野手(26)の移籍先について同サイトの4人の記者が議論した記事を掲載した。
記事では「メッツ?ヤンキース?レッドソックス?ブルージェイズ?謎のチーム?」として、9日から行われるウインターミーティングで「ソトは契約書にサインするのか」と注目。「最後まで生き残るチームはどこか、MLB公式サイトの記者が議論した」とした。
議論は東海岸の4球団に集中。ドジャースについてイアン・ブラウン記者が「彼は西海岸にいることに関心がないと思う。(パドレス在籍時に)経験したことがあるし、幸せではなかった」と発言。これにマーク・フェインサンド記者が賛同し「テオスカー・フェルナンデスが来季ロサンゼルスにいる方が確実だ」とした。
西海岸が幸せではない理由についてフェインサンド記者は2点あるとし「一つは彼が(ド軍が提示するであろう)巨額の繰り延べ金を伴う契約に応じると思わない。二つ目はロサンゼルスはドミニカ共和国から6時間と遠い。私が聞いた話によると、ソトにとってはそれが重要」などと説明した。
最終的に各記者が移籍先候補の5球団を順位付けしたが、全員がメッツ、ヤンキース、レッドソックスを上位にし、ブルージェイズとドジャースは下位。ドジャースを圏外とする記者もいた。いずれにせよウインターミーティングが終了する11日までに決着するとの見通しで一致した。
ソトについては提示された契約条件が6億ドル(約900億円)に達していると伝えられるなど報道が過熱。移籍先についても情報が入り乱れている状況だ。





