大谷翔平 1カ月ぶり猛打ショー メジャー通算102盗塁、2位松井稼頭央に並んだ 左方向二塁打にロバーツ監督復調実感
「ロッキーズ5-9ドジャース」(17日、デンバー)
ドジャースの大谷翔平選手(29)は敵地でのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、二回に右前適時打を放つなど5打数3安打1打点と活躍した。3安打は5月14日以来、今季8度目。切り込み隊長のベッツが左手骨折で離脱した中、先頭に立ってチームを引っ張り、勝利に貢献した。
5月18日以来、今季2度目の1番打者で縦横無尽に躍動した。右へ左へ打ち分けて約1カ月ぶりの3安打に、盗塁も成功。切り込み隊長だったベッツが左手骨折で負傷者リスト(IL)入り。大谷が巧打と俊足を発揮して、チームに立ち込める暗雲を振り払った。
1-0の二回2死二塁。スプリットに体が開きかけたが、両腕を出すのを一瞬こらえた。我慢の一振りで右前へはじき返して適時打。四回はスプリットを捉えて右中間へ、六回はシンカーに逆らわず左翼線に運び、2本の二塁打をマーク。ロバーツ監督も「左方向への二塁打は久しぶりに見た。いい兆候だ」と好調さを感じ取った。
大谷はさらに動く。四球で出塁した八回に二盗に成功。今季16盗塁目でメジャー通算102盗塁とし、日本人選手としては歴代2位の松井稼頭央に並んだ。後続の適時打でホームを踏み、足でもチームの士気を高めた。
ベッツ離脱に、前日の試合後は「早期回復を祈りながら、チームでカバーできるように頑張りたい」と決意を新たにしていたが、その言葉通りの奮闘。指揮官も「翔平が1番に入って、そつなく活躍してくれたのは大きい」と目を細めた。
この日発表されたオールスター戦(7月16日)のファン投票の中間結果では、ナ・リーグの指名打者部門で断トツの1位だった大谷。敵地にもかかわらず、打席ごとに大歓声が響き、存在感は高まるばかりだ。





