大谷 衝撃の15号弾 メジャー最高額920万ドル新人右腕との真っ向勝負 161キロ仕留めた

 3回、15号2ランを放つ大谷。投手スキーンズ(共同)
 15号本塁打を放ち右手を掲げる大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース提供)
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 「パイレーツ10-6ドジャース」(5日、ピッツバーグ)

 ドジャース・大谷翔平選手(29)がパイレーツ戦に「2番・指名打者」で出場し、三回に5試合ぶりの中越え15号2ランを放った。昨年ドラフトで全体1位指名を受けた有望株のポール・スキーンズ投手(22)が投じた101・1マイル(約161キロ)の直球を見事に打ち返した。大谷が100マイル以上のボールを本塁打にしたのは、メジャー7年目で初となった。チームは6-10で敗れた。

 売り出し中の怪物ルーキーを打ち砕いた。7点を追う三回2死一塁、フルカウントからの6球目。真ん中高めの101・1マイル(約161キロ)の直球を豪快に振り抜くと、打球はバックスクリーンに向かって一直線に伸びていった。確信してゆっくりと歩き出した大谷。打たれたスキーンズは表情をゆがめて視線を落とした。力と力がぶつかり合った真っ向勝負。衝撃的な一発に、敵地はざわめきと歓声に包まれた。

 初回、注目の第1打席は3球すべて100マイル(約160キロ)超えの直球に空振り三振に倒れた。「素晴らしい球を投げていた。最初の打席はあまりいいスイングとは言えなかったので、その後に打てたのは良かった」。雪辱を期した第2打席で見事に豪快弾をたたき込んだ。

 右腕スキーンズは昨年のドラフト全体1位で、メジャー史上最高額の920万ドル(約14億3500万円)で契約した22歳。5月にデビューしてここまで4試合に投げて2勝、22回で30奪三振と存在感を示していた。この試合も二回までに4奪三振と波に乗っていた。

 大谷にとって29日のメッツ戦以来5試合ぶりのアーチは、メジャー7年目で初めて100マイル以上のボールを打ち返した本塁打となった。「そもそも100マイルを投げる投手が少ない。うーん、手応えはそんなに変わらない」。表情は少し緩み、謙遜した言葉は照れ隠しに映った。

 五回の第3打席は98・1マイル(約157キロ)の直球をはじき返して、5試合ぶりのマルチ安打。5月後半から打撃の状態が下降気味だったが、若手注目株にメジャーの先輩として貫禄を見せつけた。「良くなるように毎日やっている。いい日もあれば悪い日ももちろんある。毎日チェックしながらやっている」。この一発で、復調への歩みがさらに力強さを増すのは間違いない。毎年好成績を残している6月。ここから再加速していきたい。

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