大谷翔平 日本選手最多ついに王手弾 松井秀喜175本塁打まであと1本「早く打ちたい気持ちはある」

 3号ソロを放ち、仲間に祝福される大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース提供)
 7回、3号ソロを放つドジャース・大谷(共同)
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 「ツインズ2-4ドジャース」(8日、ミネアポリス)

 ドジャースの大谷翔平選手(29)は敵地ミネアポリスでのツインズ戦に「2番・指名打者」で出場して七回に3号ソロを放ち、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜が持つメジャーの日本選手最多175本塁打まであと1本とした。大谷は5打数3安打1打点で、今季初の1試合3安打とメジャーで初の5試合連続複数安打を記録し、4-2の勝利に貢献した。

 「特別な数字」と表現した日本選手最多本塁打にあと1本に迫った。3-2の七回。大谷がジャクソンの真ん中付近のスライダーを逆方向にはじき返すと、高く上がった打球はジャンプした左翼手のグラブの先をわずかに越えた。3戦ぶりの一発で、メジャー通算174号をマークした。

 絶好調と言っていいだろう。一回無死一塁では直球を中越えに、六回には内角高めのシンカーを左翼線に運び、ともに二塁打。二塁打はメジャートップの7本に伸ばし、今季初の1試合3安打は全て長打だった。「余裕を持って打席に入れるのは大きな違い」と言うように、3日に1号が出て以降は自己最長を更新する5試合連続のマルチ安打と勢いが止まらない。

 常に創意工夫を凝らしている。7日の敵地でのカブス戦は、相手先発の今永に空振り三振、三邪飛と2打席打ち取られた後、雨で中断中に室内ケージで打撃の修正を試みた。面が平たいクリケットのバットを振り、「面で捉えていく」意識を植え付けたという。

 この日の試合前に報道陣に対応した大谷は「昨日は2回凡退したあと、(室内ケージで)クリケットのバットで打ったりとか」と説明。「どちらかというと、体を振って(バットを)返してるのが早い感じのスイングではあったので。(クリケットのバットを)握った時に良さそうだなっていうか、練習の一環として良さそうだなと思ったのでやりました」と狙いを明かした。

 球団関係者によると、ドジャースの室内打撃練習場にはクリケットのバットだけでなく、テニスラケットを常備。選手たちは打撃感覚を磨くために各自で使用しているという。大谷は「動画を撮って、いろいろ、ここをこうしよう、ああしようっていうのも、もちろん(コーチらと)話してます」と遠征先でも研究に余念がない。クリケットバットの効果はてきめんで、その後は7打数5安打と打ちまくっている。

 昨季日本人初の本塁打王に輝いた大谷でも「早く打ちたい気持ちはもちろんある」と松井が積み上げた175本塁打の記録は意識している様子。ソウルでの開幕戦から約3週間、ここにきて量産態勢に入ってきた。歴史を再び塗り替えるのは、もう時間の問題だ。

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