野球盛んなラテン系ファンも開拓 MLB、アジア展開と並行

 米国内での人気頭打ちに悩む大リーグはファン拡大で海外に目を向ける。大リーグ機構(MLB)はドジャースの大谷翔平を顔に据えたアジア展開と並行して、野球の盛んなラテン系のファンも開拓しようと力を入れ始めた。

 マーリンズの本拠地マイアミはラテン系の移民が多く、昨年のワールド・ベースボール・クラシックでは決勝ラウンドに移民の観客が集って盛り上がった。今年2月には北中米のウインターリーグの勝者が対戦する「カリビアンシリーズ」を開催し、約35万人を集める盛況ぶり。観客動員数が30球団中29位と沈む球団にこのファンを誘導したい狙いがあり、マーリンズのオコナー経営本部長は「野球が好きな人は多い。目標は彼らにマーリンズの試合にも足を運んでもらうこと」ともくろむ。

 MLBのマンフレッド・コミッショナーは「メジャーではドミニカ出身の選手が多くそこでプレーする必要があると思った」と述べ、メキシコでの試合に臨むアストロズのイスパーダ監督は「メジャーの試合をいろいろな国に広げるのは素晴らしいこと」と語った。

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