大谷翔平、初ユニ姿で柵越え5連発 キャンプ地熱狂 前日転倒の影響なし 同僚「一生に一度の才能」

 2度目のフリー打撃でキャンプ地を沸かせた大谷(撮影・小林信行)
 初めてユニホームをフル装備した大谷(撮影・小林信行)
 練習の合間に通訳なしで同僚のヘルナンデスと会話する大谷(撮影・小林信行)
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 「ドジャース春季キャンプ」(14日、グレンデール)

 大谷翔平投手がキャンプ地2度目のフリー打撃を行い、圧巻の5連発を含む10本の柵越えを放った。前日の練習中には転倒するアクシデントに見舞われたが、その影響を全く感じさせなかった。

 この日から野手組がバッテリー組に加わり、チーム全体のキャンプがスタート。昨年9月に手術を受けた右肘のリハビリのため、前日まで別メニューで動いていた大谷も初めてキャンプ仕様のユニホームに袖を通し、野手の一員としてウォームアップから参加した。背番号17がフィールドに姿を見せると、キャンプ地を訪れたファンから大歓声。フィールドに出てから他の選手とは異なる種類の帽子をかぶっていたことに気づき、笑顔で交換する場面もあった。

 キャンプ地2度目の屋外フリー打撃も敢行。昨年8月以来となった2日前は独自メニューだったが、この日はロハス、テイラー、アウトマン、マンシーと同じ組で回し打ち。1番手をベテラン内野手のロハスに譲った大谷は最初の20スイングで柵越え5本のスロースタート。しかし、そこからバックスクリーンの右側と左側へ最長飛距離140メートルの打球を5スイング連続でたたき込み、キャンプ地を沸かせた。

 3番目に打ったテイラーは大谷の打撃を目の当たりにして「すごかった。かなり飛んだね」と感嘆の声。ロハスは「一生に一度の才能。彼のような選手と同じクラブハウスを共有できるのは特権だ」と話しながら「まだ彼のことは知らないが、細かなところまで気配りできる感じがするよ」と、その人間性に魅了されている様子だった。

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