大谷翔平、年俸3億円弱で合意 10年1015億円のメガ契約 契約満了後の分割後払いは1年平均98・6億円 米報道

 米スポーツサイト「ジ・アスレチック」は11日(日本時間12日)、ドジャースと10年7億ドル(約1015億円)の契約を結んだ大谷翔平選手が自ら申し出た年俸分割後払いにより契約期間内の年俸を200万ドル(約2億9000万円)にすることで合意したと報じた。

 同サイトが情報筋の話として伝えたもので、1年平均の年俸を7000万ドル(約101億5000万円)とした場合、契約満了後の分割後払い額は1年平均6800万ドル(約98億6000万円)。契約期間の24年から33年まで大谷の銀行口座に振り込まれる年俸は200万ドル(約2億9000万円)となる。

 ドジャースは大谷以外にムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン両内野手とも超大型契約を結んでいる。前者は21年から32年まで12年3億6500万ドル(約529億3000万円)の契約のうち後払い額は1億1500万ドル(約166億8000万円)、後者は22年から27年まで6年1億6200万ドル(約234億9000万円)のうち5700万ドル(約82億7000万円)を契約満了後に受け取ることで合意。同サイトはその目的を「ドジャースはスター選手である大谷、ベッツ、フリーマンを軸として出費を継続できるようため」とし、「後払いの金は2034年から2043年まで無利子で支払われることになっている」と説明した。

 大谷がドジャース移籍決断を発表した9日(同10日)、代理人事務所「CAA」のネズ・バレロ氏は声明で「彼は長期的成功のための両者(球団と選手)の真のコミットメントを反映した契約を構築しました」とつづっている。これは1000億円を超えるメガ契約による球団への負担の軽減とぜいたく税を緩和させるために後払いにした年俸をチームの補強費に回すことで戦力を向上させてほしいという同選手の意向が反映されていると見られていた。

 大谷の今季年俸は日本選手最高の3000万ドル(約43億5000万円)。同サイトは「大谷の球場外での年間収入は5000万ドル(約72億5000万円)と思われる」とした。

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